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・ギリシャ・ローマ時代 ・中世 ・ルネッサンス |
インテリアの歴史 ルネサンス
1.ルネサンス
ゴシック様式をイタリア人たちが軽蔑・偏見を込めて野蛮ばゴート族の建築と呼んだことは前述の通りですが、滅亡したローマ帝国の様式を復活させようとした動きがルネッサンスです。
それまで人々は、教会の絶対的な支配下で質素な暮らしをしていたのですが、特にフィレンツェなど商業都市において、商人がお金持ちになり、文化的な活動を支援したことによります。
キリスト教の観点では、儲けすぎる商人というのは強欲として描かれますので、余ったお金を教会の建築などに使えば、偏ったイメージを払拭し、己の魂も救われると考えることで、教会と商人の利害関係が一致したのでしょう。
教会の権力の衰えによる封建社会の崩壊は、キリスト教の枠を超え、人々の想像力と個性が発揮されていくのです。
キリスト教とギリシャ神話などの古典的モチーフが混在するのが特徴であり、それまでの無名性に対して建築家、芸術家の名前が後世にまで残っています。
家具としては、教皇を批判し後に火あぶりに処されたサヴォナローラが愛用したサヴォナローラチェアやダンテが愛用したダンテスカ
、カッソーネと呼ばれる婚礼用長持ち、そのカッソーネが長椅子に発展したカッサパンカがあります。
またフランスで婦人の談話用の椅子として使われたカクトワールは、その当時流行した裾の広いスカートを傷めないように、座面の前を広くし、背板が細長くなった形状をしています。 |