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インテリアの歴史
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中世
ルネッサンス
インテリアの歴史 中世
1.中世

 中世の重要な様式には、ビザンチン(6-15世紀)、ロマネスク(11-12世紀)、ゴシック(12-15世紀)の3つがあります。 いずれもキリスト教の思想が強く反映しており、聖書に出てくるものがモチーフとなっていることが多いようです。教会の建築様式や内部の装飾にその特徴を見ることができます。
 ビザンチン様式は、ビザンチン帝国(395-1453)において、東方美術との融合により、6世紀頃から独自形成されたものです。 教会壁面には、ガラスや大理石のモザイク、七宝などによるきらびやかな装飾があります。また、偶像崇拝禁止の徹底により丸彫り彫刻は見られなくなり、代わりに象牙などによる浮き彫り彫刻が見られます。
 ロマネスクは、ローマ帝国が滅亡後数世紀を経て、末裔と考えた人々がその遺産の技術を用いて教会を築き、ローマ風と称したのが由来です。半円アーチ構造が特徴ですが、構造上、分厚い石壁で支える必要があり、必然的に窓などの開口部も小さくする必要がありました。 その結果、暗く重厚な印象を受けます。面積の多くなった壁には、浮き彫り彫刻や壁画による装飾が施され、教会の教義が図解されることになります。代表的な建造物に、ピサの大聖堂があります。

ピサの大聖堂
ピサの大聖堂 photo by wikimedia

 ゴシックとは野蛮なゴート族風という意味があり北フランスが発祥です。かつて大帝国を築いたローマの滅亡をゴート族のせいとし、イタリア人たちが野蛮なという軽蔑を込めて言ったものですが、実際にはすばらしい芸術がたくさんあります。 ロマネスクからの教会建築の方向性に違いはありませんが、リブ・ボールト、フライングバットレス、尖塔アーチなどの建築技術が開発され、より高く天に向かうという信仰的な精神が具現化されるとともに、分厚い壁が不要となり、内部空間が広く窓が多くなりました。ロマネスクに比べ彫刻ができる壁面が減ったため、教会の教義は、開口部にステンドグラスとして図解されることになります。 ノートルダム寺院やランス、アミアン、シャルトルの3大聖堂が代表的です。 家具においてもゴシック建築の装飾様式が取り入れられ、トレーサリーと呼ばれる窓の狭間飾り模様(花文)が良く使われています。

シャルトル大聖堂
シャルトル大聖堂 photo by wikimedia


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